 |
りゅう座 |
20時南中 8月2日
南中高度 (北)65度
面積 1083度
肉眼星数 123個
設定者 プトレマイオス |
このりゅうは世界の西の果てにあるヘスピリデスの園にある金のリンゴを守っていた火を吹く竜だったとされています
英雄ヘラクレスは女神ヘラの呪いのために12の荒行を課せられますが、その11番目がこの金のリンゴをとってくることでした
さすがのヘラクレスもこのりゅうに阻まれてリンゴを取ることができません
そこでヘスピリデスの父であるアトラスのところへいき代わりに天を背負ってやると言って娘のヘスピリデスに金のリンゴをとらせました
アトラスはリンゴを自分のものにしようとしたのですが、ヘラクレスはそれを取り上げ、天をまたアトラスに背負わせてしまいました
ヘラクレスにねたみを持つヘラは、この竜を天に上げおおぐま座とこぐま座の間にその尾をくねらせ、頭をヘラクレス座との間におきました
りゅう座のα星はβ星やγ星よりも暗い4等星ですが私たちの祖先の文明が芽生えた頃には、この星が北極星として仰がれていたのです |
|