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| ヘラクレス座 |
２０時南中 ８月５日
南中高度 ８２度
面積 １２２５度
肉眼星数 １４２個
設定者 プトレマイオス |
ヘラクレスは大神ゼウスと人間の女アルクメナの息子で、生まれる以前からゼウスの正妻ヘラの嫉妬の的でした
ゆりかごの中で寝ているヘラクレスのところに、蛇を二匹おくって殺そうとしたのもヘラでしたが、生まれつき大変な力持ちのヘラクレスは、それをにぎりつぶしたのでした
ヘラの呪いを受けたヘラクレスは成人した後も発狂し、妻を殺し、我が子を火に投げ込んだりという悲惨な人生を歩みます
自分の力を制御することができず次々と人を殺してしまい、それらの罪滅ぼしのため１２の非常に危険な荒行を自ら引き受けたのです
夏の夜 南を向いて天頂を仰ぐと足をひらいたＨの字の形を作ってならんでいます
頭のところにあるα星を下にして逆立ちをした姿勢になっています
α星は３等星で、その上方に４個の３等星と２個の４等星がＨ形のからだの部分をつくりその先から両足が分かれています
左足の膝の前にあかるく輝く星がこと座のα星ベガ（織女星）です |
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