Top > The sky > おまけ

惑星の周りを公転している天体を衛星といいます。
月は私たちの住んでいる地球の周りを回る唯一の衛星です。(人工衛星は別ですよ 笑)

月は満ち欠けさえすれども、その表面はいつも同じようにみえます。(餅をつくウサギさんですね)
これは月が地球の周りを約27.3日で公転しているのですが、自転周期もこれと同じ27.3日なのです。
その為月はいつも同じ面を地球に向けており、月の裏側は地球から見ることはできません。

月の満ち欠けは太陽と月と地球の位置により起こります。
月が太陽に照らされている部分を見る方向によって変わってくるのです。

地球から見て太陽と月が同じ方向にあるときが新月(まったく光の当たっている部分が見えない)
太陽と真反対側に月が来たときが満月です。(光の当たっている部分を真正面から見ている)

同じように地球も月から見ると満ち欠けをしています。
月と地球と太陽の位置が全く逆になるわけですから、月が新月の時に地球は満地球(?)月が満月の時に地球は新地球(??)になるわけです。

地球が太陽光を反射した光が月にも届きます。(いわゆる照り返し)
これが地球照です。
三日月の頃細く光っている部分でなく、陰となっている部分に注目してください。
うっすらと地球照にてらされた部分が見えてくるはずです。

月の表面には無数のクレーターが存在します。
望遠鏡で見るとその姿がはっきりと見えてくるはずです。