流星 |
一瞬の流れ星に願いをかけた事 ありますよね この流れ星の正体は宇宙に浮遊するたくさんの砂粒や塵のような小天体が 地球の引力に引き寄せられて大気圏に突入する際に 大気との摩擦熱により一瞬、長い物で数秒で燃え尽きてしまいます このときに発せられる光が私たちの目に届いているのです (決して、毎夜輝く恒星が突然流れた訳ではありません) 流星には3つのタイプがあります ひとつは「散在流星」と呼ばれるもので、気ままな時間に気ままな方向に飛ぶ流れ星で 1時間に流れる数はせいぜい1~2個です 2つ目は、毎年決まった時期に、決まった星座から放射線状に飛び出す「流星群」と呼ばれる流れ星があります この飛び出す中心を「輻射点」と呼び、その輻射点のある星座の名前をとって、しし座流星群とかペルセウス座流星群などと呼びます 多くの流星群は彗星と関係があると言われています 彗星が残していった大量の塵の中を地球が通過するときにたくさんの流れ星となって地球に飛び込むのです 3つ目は「火球」と呼ばれるもので、-2等級以上の明るさで、時には満月大となって大音響をともなうものさえあります ごくごくまれな現象ですが、燃え尽きず隕石となって地上に達するものさえあります この種の大火球には人工衛星の落下というものもあります |