金星 |
夕方の西の空に輝く1番星、あるいは日の出前の東の空に電球のような明るい星、それはきっと金星です。 水星と同じように地球の内側をまわる惑星ですが、太陽から離れる角度も大きく、明るさも−4等以上あるので とにかく空に出ていさえすれば、見つけることができます。 ただし、水星と同様に真夜中の空に見えることはありません。 金星には“最大光度”と呼ばれるときがあります。 文字通りもっとも明るく見える時で、その光度は−4.7等級にもたっします。 こうなると太陽の出ている昼間でも、おおよその場所さえわかっていると、青空の中にぽつんと光っている姿を見つけることができます。 双眼鏡さえあれば、最大光度の時を待つことなく、いつでも青空の中に三日月型の金星を見ることができます。 ただし、うっかり太陽を視野に入れないように注意してください。 |