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| ふたご座 |
２０時南中 ３月３日
南中高度 ７７度
面積 ５１４度
肉眼星数 ７５個
設定者 プトレマイオス |
冬の宵の頃、やや遅めの時刻に頭上に
仲良く二つ並んだ星を見つけることが出来ます
右側が兄のカストル、左側のオレンジがかった方が弟のポルックスです
肉眼ではカストルは一つの星に見えますが
実際は１．９等と２．９等の星がぴったりとよりそった２連星で
５１１年の周期でめぐりあっています。
カストルの足下にはＭ（メシエ№）３５の散開星団が肉眼でもみることができます。
スパルタ王の妃レダは大神ゼウスと一夜を共にした直後に夫と休み
ゼウスの子である神の子ポルックスとヘレネを
スパルタ王の子である人間の子カストルとクリュタイメストラを生みます。
あるときカストルとポルックスの兄弟は
ほかの双子と激しく乱闘をすることになってしましました
人間の子であるカストルは瀕死の重傷をおってしまいます。
弟のポルックスは父なるゼウスに自分もカストルと一緒に
死を与えてくださいと懇願します。
ゼウスはポルックスにひとりでオリンポスにすむのならお前を許そう
しかし、弟を助けるのであれば生涯の半分を地下で暮らし
半分は弟と共に天でくらすがよいとポルックスに選択を与えました。
ポルックスは迷うことなく後者を選び
兄弟は今日は天界に、あすは黄泉の国へと一日ごとに暮らすことになりました。 |
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