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ぎょしゃ座 |
20時南中 2月15日
南中高度 (北)83度
面積 657度
肉眼星数 78個
設定者 プトレマイオス |
この星座はアテネ4代目の王となったエリクトニウスの姿です
エリクトニウスは足が不自由であったため四頭立ての車を発明し
それを巧みに操ったとされています
『ぎょしゃ』とはこの車をあやつる者と言う意味です
少しつぶれた五角形の形をしていますが左下の星は実はおうし座のβ星です
右上に輝くα星カペラは最も北にある1等星で北海道の北のあたりでは一年中沈むことのない周極星となります
カペラとは『小さな雌山羊』と言う意味でカペラのそばの三角形の並びを子山羊と呼ぶのでカペラは母山羊と言うことですね
ぎょしゃ座は淡い冬の天の川の中に位置するため案外賑やかな星座です
その天の川のなかに明るい3つの散開星団が一列に並んで見えています
M37,M36,M38です
肉眼でもぼんやりとその存在を確認することができますが
双眼鏡では同一視野で見ることができます |
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